ブログ

「特殊な金属の熱処理」

2024.02.01
ブログ

特殊な金属の熱処理

 

純水素精密部品の特殊熱処理を行うサーマル化工株式会社です。

雰囲気よる焼鈍、磁気焼鈍、応力除去焼鈍はぜひご相談ください。

 

 

特殊な金属の熱処理をご紹介いたします。

サーマル化工では研究開発、試作、試験を事業としています。

そのため、特別な目的で使用される合金など普段あまり聞きなれない材質のご依頼をいただけます。

今回は銅合金の「マンガニン

 

結晶構造の配列が不規則な磁性材料アモルファス合金

 

そのアモルファス合金にナノサイズの結晶を有した「ナノ結晶磁性体」です。

 

 

:画像はイメージです。開発途中の案件も含まれているため、処理条件等の記載が無いものに関しては

  お答えできないものもございます、ご了承ください。

 

マンガニン

 

マンガニンとは銅合金の一種で銅86%、マンガン12%、ニッケル2%の合金です。

温度による電気抵抗を少なくするために開発された銅合金で安定した電気計測器に使用され、

加工性、溶接性も良いので様々なサイズに対応可能な材質ですが、

耐食性、耐酸性は劣るので防錆メッキが必要となります。

加工硬化で不具合が生じる部品としての使用が少なく、加工応力も発生しにくいため、

熱処理の依頼はほぼありませんが、銅が主材となるので熱処理の温度も近いものになるとおもわれます。

 

 

アモルファス合金

 

アモルファスとは原子や分子が不規則に密集している状態です。

ガラスは結晶を持たない液体が常温で固体化しているものになります。

アモルファス合金の組成には

「Fe、Co、Niなどの3d強磁性遷移元素」と「Si、Bなどのガラス化元素」=リボンや細線

「Fe、Co、Niなどの3d強磁性遷移元素」に「Zr、Ti、Nb、Taなどの遷移金属」=薄膜形成

があり、高温の原子・分子を結晶構造が形成される時間を与えない急激な速度で冷却します。

良好な軟磁性があり(磁場では磁化されやすく、取り去ると元に戻りやすい性質)

結晶の転移が存在しないため境界の動きがなめらかになり、保磁力は小さく、透磁率は高くなります。

一般的な熱処理としては不活性ガス雰囲気中で400℃前後、

保持1~2時間程度というご指定が多いと感じます。

機械的性質として引張り強度が大きく、靭性硬度が高いため、穴あけなどの加工はかなり難しくなります。

 

 

 

ナノ結晶磁性体

 

アモルファス(非結晶)合金の中にナノサイズの結晶を有した軟磁性材料です。

ナノ結晶磁性体はフェライト材(鉄などの磁性材料)と比べてみると、

透磁率は3倍、飽和磁束密度は2.5倍と小さなサイズで大きなインダクタンス

(電子回路で最も重要な性能で、抵抗になって電圧を制御したり、ノイズを除去して電流を安定させたり、

必要、不必要な信号を選り分けたりをおこなっているもので電子機器には欠かせません)

技術的には電気機器の小型化、損失低減を実現できる(小さな電気で大きな力を生む可能性)

や自動車の駆動用モーターのコア材として研究開発が進められています。

通常の熱処理とは異なり、論文では磁場の中で熱処理を行うことによってその特性を上げているようです。

 

 

 

 

「研究開発案件を事業としています」

サーマル化工では、今までにない熱処理で素材の付加価値を高める研究開発を事業としておこなっています。

研究開発を行っている企業様で、熱処理に関しての計画のある案件はぜひご連絡いただければ幸いです。

 

こちらの お問い合わせフォームにご連絡いただければ幸いです。

 

水素熱処理のサーマル化工

よくわかるサーマル化工サイトはこちら

 

 

fire fire fire

お問い合わせContact Us

品質、納期、価格面、技術面のお悩みは対応力が自慢の
サーマル化工にお問い合わせください。
24時間対応いたします。資料請求もお気軽にどうぞ。

Thermal Chemical Industry Co., Ltd.

品質、納期、価格面、技術面のお悩みは対応力が自慢の
サーマル化工にお問い合わせください。
24時間対応いたします。資料請求もお気軽にどうぞ。

お電話でのお問い合わせ

FAXでのお問い合わせ

  • 048-421-4881

メールでのお問い合わせ